メダカ飼育(室内)「使用品紹介(前編)」


ある程度頻繁に使用する用品を、この棚に集約しています(^-^)

追記(R3.8.28)YouTube動画の配信を始めました(^^)/ぜひご参照くださいませ。ぜひ「いいね」「チャンネル登録」もよろしくお願い申し上げます。

はじめに

 メダカ飼育歴はそこそこですが、ビオトープを始めたのは今年(2019年)。メダカの品種が増える~の、睡蓮鉢が増える~の、ビオトープが拡大する~の・・・といった具合で、使用品も必然的に増えてきました。

増えてくると必然的にコスパ、作業効率向上、完成度向上 等を使用品に求めてしまい、要求事項が厳しくなってきます。

でも給餌だけは、本来のオーソドックスな方法を貫いている感じです。なんかそこがブレてしまうと、メダカを飼育して、メダカに癒されている気分ではなくなってしまうからです。

メダカや植物をじっくり観察しながら作業する時間が大切だと思っています。その時間だけで、沢山のメダカや植物を救えたり、癒されたりします(^-^)。

ではでは、あまり大した使用品もありませんが、この記事が参考になればと思いまして・・・

紹介しますっ!! (”ω”)ノ

エサ

以前も紹介したと思いますが、まだ見ていないあなたのために(*^^*)。メダカの餌と言えば、圧倒的に「おとひめ」という餌が人気ですが、私の場合は、ご縁のあった”薩摩めだか”さんオリジナル餌をメインに使用しています。

餌が粉末状なので、針子から成魚まで統一して給餌することができます。成魚には物足りないのかなぁと感じた時期もありましたが、食べ残しが少なく、残餌がカビることも少なく、バクテリアによる分解も速いのでこの”薩摩めだか”オリジナル餌に固定しました。

また、以前投稿した”産卵再開を目指して”のキョーリンさんの餌も併用したりしています。

併用するときは、

「産卵または産卵再開させたい」

「もう少し大きくしたい」

「越冬前に健康で丈夫な体を作ってあげたい」

といった場合に使用する感じでしょうか。粒状なので食べ残しがカビることがありますから、乳鉢ですり潰して、”薩摩めだか”さんの餌と混合して給餌したりしてます。そうすると、食べ残しも減ります。

結果的に、産卵させたい品種もかなりの産卵をしましたし、稚魚の育成にも有効でした!(^^)!。結構おすすめです。(注:宣伝ではありません( ;∀;))

バクテリア

これも以前の記事で紹介しました。「サムライEX」先生と「薩摩めだかオリジナルPSB」先生です。

最近は、この100均(ダイソー)の園芸用品コーナーにあった”水やり容器”を使ってバクテリアを投入しています。先端ノズルに蓋がないので困っています。この容器本体を手でプニプニ圧縮して投入しています。以前はスポイトで吸って投入していたので手間がかかっていましたが、これだと楽です(^-^)。

投入するタイミングは様々です。全てのメダカに毎晩 夜の給餌後投入してます。針子や種親ペアには、昼間でも投入したりします。気温の寒暖差が激しいときもおすすめです。餌を食べずに水中の底の方でじっとしているときでも、バクテリアは食べているとされています。餌も食べずに病気や★になってしまうよりは、バクテリアを投入するコストぐらい大したことではないでしょう(”ω”)ノ。

この二つの商品を交代で使用しています。安いのは「サムライEX」先生なので必然的に使用量が多くなります。メダカのコンディションが悪く感じた日は、「薩摩めだかオリジナルPSB」先生を使用してます。

最近は、面倒くさくなってきて、水やり容器の中で混合したりしてます。メダカは元気そのもので致死率も低いままですので、混合による悪影響の心配はないかと思います。

さらに、このバクテリアはビオトープ内の植物にも良い影響を与えているようです。どの植物も夏を超え、秋も終わりに差し掛かってきているのですが、超元気です。どの植物も根(気根なども)の伸長がすさまじく、つる性植物はどんどん新芽を出しながらツルを伸長させ、葉もしっかりとした形成をしていきます。

2種類のポトスは、根もツルも葉も睡蓮鉢の中ではちきれんばかりになり、耐寒性も低いので、ハンギング鉢へ移植しました。

最初の頃のポトス
ハンギング鉢へ移植するほど大きくなったポトス(これでもツルをカットしたんです(>_<))

そしてお次はポトスライム・・・

最初の頃のポトスライム
もっさりとなったポトスライム(これもツルをカットしてます)

普通に睡蓮鉢の栄養ある水だけでなく、投入しているバクテリアまで吸収したからこその成長だと思います。成長速度だけでなく、植物本体がしっかりしています。もはやバクテリアは、メダカだけではなくビオトープ世界そのものに必要だと確信がもてました。

隔離・選別・撮影・有精卵の容器

大したこともありませんが、プラスチック製品は全て100均商品(セリア・ダイソー)です。これらのプラ製容器(メダカボウルも含む)は、病気のメダカの隔離・選別・水替え時の隔離・発送する前の馴致・有精卵保存・針子の育成 等色々な使用をしました。場所も取らないのサイズなので、室内飼育をされる方には便利だと思います。

有精卵を孵化させるために使用している風景です(^-^)

反省点。薄っぺらいプラ容器は、寒くなってからの使用は不向きということです。断熱性がほとんどないため、外気温の影響を水がもろに受けてしまいます。プラ容器を購入する際は、厚みのあるタイプがお勧めです。

断熱性を言うのであれば・・・

耐久性は置いといて、断熱性高めで軽量と言えば、発砲スチロール容器ですね(^-^)。ヤフオクで落札して、宅配で届いたときの容器を少しだけとっとくと、思わぬ容器不足や適度な水温を維持したいときなどに活躍してくれます。

メダカを屋外飼育で越冬させる場合、活躍してくれる発砲スチロール容器。プロのメダカ屋さんは、越冬前の水替えのタイミングで大きめの発砲容器に半分の水量を溜めて、残り半分は元々のグリーンウォーターを入れてましたね。

容器の蓋は、電熱線で部分カット(四角)して、日光や空気が多少入るようにしてました。私の場合は、事務所内なので発砲スチロール容器が、沢山並んでしまうと来客上ちょっとまずい・・・ので少しだけ事務所内の死角で使用してます。でも優れものです。

撮影や選別用の黒いお椀はニトリのお安い商品です。横見容器だけ”薩摩めだか”さん仕様の注文容器になります。

安いお椀にて撮影。まあまあの具合です。
体躯が黒系統でも、そこそこメダカの輪郭が分かりやすいお椀です。
横見容器は初めて買いましたが、この容器のサイズはベストです。
寸法はまたどこかで紹介します。大きすぎず、小さすぎず、それが購入の決め手です(^-^)

素人がやるぐらいのものですから、粗はご勘弁くださいね(>_<)。

タモ・スポイト・ピンセット・おタマ・掃除ブラシ

今色々なタモがありますよね(>_<)。ありすぎてどれがいいのか分からなくなりますが、結局のところ実用性が問題です。見た目だけよくても、掬ったメダカが跳ねて飛び出たり、網のつなぎ縫い目がとれたり、柄の部分が掴みにくかったり、タモを動かしずらかったり、金属廻り縁がメダカを傷つけたり・・・

色々考えるところがあります。でも、ここの作るタモが一番使いやすくて、作業がはかどるなぁって感じるのが一番だと思います。これは個人差があります。私は、メダカ飼育環境がほとんど睡蓮鉢なので、丸タモが欲しいんです。だけど中々丸タモの良いのが見つからないところです。この四角のタモだと睡蓮鉢の曲線に当てたとき、隙間ができてメダカはそこからスルっと出てしまいます。

学習したメダカほど、水底に隠れ、タモの隙間を知っているので、困ったもんです。早く丸タモが欲しい・・・。

柄は握りやすく、網のつなぎ縫い目を布で覆ったマルタモ・・・そして程よくメダカを包み込めるだけのタルミが欲しいです。元気なメダカは跳ねて地面に落ちてしまうので、軽く包み込める程度のタルミです(^-^)。

左からおタマ・スポイト・ピンセット(先端曲)・ピンセット(ストレート)

この赤いおタマはホームセンターのキッチン用品コーナーで見つけました。

”スープがこぼれないおタマ”

これだったら、針子を移動するときに便利だと思い購入しました。体の揺れで水がユサユサ揺れてもこぼれにくい構造になっており、針子を移動したい睡蓮鉢へ注ぐときも1カ所から注げます(とがった箇所がそうですね!(^^)!)

他にはゴミを掬ったり、プカプカ浮いて移動するレッドラムズホーンさんを掬ってレッドラムズホーンが減った睡蓮鉢へ移動したりと、用途は多岐に渡ります。けっこう重宝してます(^-^)。

スポイトは、”薩摩めだか”さんが使っているのを見て、その場で購入させてもらいました。最初の頃は、バクテリアを投入するために使用してました。最近は、有精卵容器のゴミを吸ったり、睡蓮鉢の底にあるゴミを吸ったり、たまには孵化して中々水面に上がってこない針子を吸って移動したり・・・思わぬところで役にたちます。

そして先端曲ピンセット。この先端の曲がったピンセットは100均で購入しましたが、さすが安いだけあり、細かいものを掴もうとするとき、かなり力を要する上に、レッドラムズホーンを掴みたいとき力をいれすぎて潰れてしまったり・・・(>_<)。あんまり使えないので、水草を掴むとか、大きな赤玉土を掴むとか用途が限定されてます。

ストレートピンセット(ステンレス製)は、単体税抜1,000円でした。高いだけあり、僅かな力で非常に細かいものを掴むことが出来る上に、掴みの末端部分に隙間もできません。そして長いです。先端の内側はギザギザにカット加工されていますから、色々なものを掴むことができます。

ちなみに、メダカから直に卵を採卵する(メダカがどれにも卵を産み付けない)とき、タモで掬ってその中でこのストレートピンセットを使って卵を採ります。絶妙な力加減で卵を傷つけないように掴むことができるピンセットです。かなり重宝しています!(^^)!。次ピンセットを買う時は、少々高くてもしっかりしたピンセットを購入するつもりです。

最後は、掃除道具です。一番右のブラシ以外、100均商品です。ホームセンターへ行けば、もっと使いやすいのはあるかもしれません。勿論用途は、睡蓮鉢、水槽、ロカボーイケース、バブルメイト、などなどあらゆる清掃に使います。

日常的に睡蓮鉢や水槽、ロカボーイ内外部を清掃しているのはレッドラムズホーンとカワニナです。どうしても掃除しきれない箇所をこれで掃除するってことになります(^-^)。

おわりに(最後はLEDライト)

観賞魚用LEDライト

まだまだありますので、残りは後編記事へ記載します。最後はLEDライトです。室内飼育でビオトープ世界を展開するに当たり必須といえます。これがないとメダカも色揚げが中々期待できない上に、植物も光合成不足で枯れてしまいます。

室内で睡蓮鉢のビオトープ場所を増やすのであれば、日の当たる窓際か、デッドスペースを有効活用してLEDライトを設置するか・・・どちらかでしょう。

私の事務所は、デッドスペースの有効活用しか選択肢がないため、LEDライトを使用しています。それではどんな商品か記事ではなく写真で紹介します。

シルバーとブラックの2種があります。
メーカー名「KOTOBUKI]。メジャーです。
アルミニウム製なのでかなり軽量です。放熱も少ないです。
本来は水草の光合成を活性化させるものですが、観葉植物でもその効果はあります。
本来は水槽に使用するものですが、私はアレンジしています。
青色だけの点灯もできますが、ほとんど三色点灯で使用しています。

この90㎝タイプのLEDライトは、税抜9,800円前後になります。コードがライトのサイドから出ていて、途中で手動のON/OFFスイッチがあります。コンセントはアダプターになっているので、元電源から延長コードで引っ張ってくる場合は、アダプタータイプが他の差込口の邪魔にならないか確認が必要です。

大手電機店にある延長コードであればほとんど大丈夫かと思います。

このライトのおかげでビオトープ世界は、均衡を保っています。メダカ・レッドラムズホーン・バクテリアの光合成細菌・水草・植物の全てがライトの恩恵を受けています。そればかりではなく、設置次第ではインテリアとしてもライトの照度が有効です。重宝しています。何年も使いたい品物です(*^^*)。

追記(R3.9.5)YouTube動画の配信をしております。どうぞご参照ください(^^)/。ぜひぜひ「高評価」「チャンネル登録」をよろしくお願い申し上げます。

天井の間接照明がちんけなものに感じるくらい、沢山の光量を照射します。

それでは次回の後編へ続きます。

最後までご購読ありがとうございました!(^^)!