レッドラムズホーンを試験容器へ
はじめに
睡蓮鉢をしっかり掃除してくれるカワニナさん。メダカの数や睡蓮鉢の数が増えていく中で、カワニナさんはあんまり増えていません。むしろ減ったかもしれません。それに比べ、水草やハイドロカルチャー植物の鉢などありとあらゆる場所へ潜み卵を産み付けるサカマキガイ先生は、私の大敵です。
おそらくキラースネールさんがいなければ、もっと爆殖しているでしょう。
カワニナさんの繁殖ぶりでは、現状に追いつかないため、新しい”掃除屋”を探さなければとずっと思っていました。そこで”薩摩めだか”さんにも意見をもらい、”レッドラムズホーン”も中々いいという話になりました。
見た目も悪くなく、黒容器などの濃色系容器に入れていてもどこにいるか分かりやすいレッドラムズホーン。けっこうInstagramの多数のポストを見ていると、しれっとレッドラムズホーンの姿が映っていることが沢山ありました。
ヤフオクで探してみると、以外と安価でしかも送料無料が多い(^-^)。
(Tポイント購入使える!)と思い、ポチっと即決しました。
R3.9.14追記
レッドラムズホーン
やや赤みがかったレッドラムズホーン
レッドラムズホーンは、観賞魚世界でその見た目の良さから、けっこう人気がるようです。そして苔掃除も悪くないらしいです。
レッドラムズホーンいう貝はその名のとおり赤い羊の角みたいな形をした貝です。
原種は、インドや東南アジアに生息している 巻貝のインドヒラマキガイという貝で、そのアルビノ個体を品種改良により固定したものになります。すごいですね。メダカの改良みたいなことをしてるんですね(>_<)。
本来は熱帯魚と一緒に飼育する巻貝として 有名な貝ですが繁殖力も旺盛で丈夫であることから、メダカ飼育にも参入したようです。メダカとの相性も良いらしいです。
コケ取り用の生物兵器という異名をもっているらしい・・・他の貝に比べ美しい赤い体が水槽に映え、アクセサリーのように水槽を彩ってくれる為、 よく増える巻貝の仲間なのに例外的に人気がある貝です。しかも、メダカの給餌後に出る残餌処理能力も高いらしい!( `ー´)ノ
容器に投入した後、輸送の疲れを見せることなく移動が始まりました
レッドラムズホーンの人気は、飼育難易度の低さもあり、弱酸性から弱アルカリ性までの水質で飼育でき、 低温から高温まで適応!
生命力が高いので、本来生息していないような日本の冬の低水温でも生き延びて春になると繁殖するらしいです。
餌は言うまでもなく、メダカや熱帯魚などの観賞魚を飼育しているのであれば 残り餌を食べたり、コケを食べたりして生きぬくようです。
以前Instagramのポストでみたことがありますが、餌が足りなくなると水草も食べるようです。ここはビオトープをしている方にとって注意ですね(>_<)。
さらに雌雄同体・・・、オスもメスもなく2匹いるだけで繁殖できます。
弱アルカリ性だと繁殖しやすいらしく、卵は水槽の壁面や流木や石などにゼリー状のもの産み付けるようです(サカマキガイ先生と同じだ・・・)
ボトルアクアリウムでは、1つのボトルに対して、一匹だけであれば、繁殖しないので一日中ボトルの中を掃除してくれるらしくボトルの掃除屋として 非常に優秀らしいです。
んん~すごい優秀じゃないか!!もうそれだけでビオトープには十分です。
iPhone動画撮影しているので、ご参照ください。
おわりに
素晴らしい掃除屋さんです。カワニナさんにこだわって数をある程度維持してきましたが、そうも言ってられない。しかも安い!ジモティで探したら高かった・・・(なんで?)
もし興味があったら、ヤフオクで探してみるとすぐ検索にヒットしますので、分かると思います。但し、あまりに小さい1ミリ前後のものは、掃除能力も低いと思うので、すぐに掃除能力を発揮させたいのであれば5ミリ以上がお勧めかもしれません。
試験容器に投入してわずか2日で、容器が大分綺麗になってます。そのかわりレッドラムズホーンの糞はその分だけ出てますけどね(>_<)。
でも残餌にカビが生え、水質悪化を招き、メダカを★にしてしまうよりは、一度レッドラムズホーンの糞という形で排出させ、バクテリアでビオトープ内の循環を促進する方が、ずっと良いと思います。
最後までご購読ありがとうございました(^-^)