メダカ飼育(室内)「掃除屋①カワニナ」

メダカ鉢のカワニナさん

はじめに

私のメダカ鉢の中には、藻を除去していただくために、どこの河川・農業用水路にもいるカワニナさんがいます。水槽でメダカ飼育している方々は分かると思うのですが、ガラス面の内側は、季節が移り替わり水温が高くなってくると、異常な勢いでコケや藻が発生してきます。

放っておくと水槽外側からメダカを見て楽しむことができなくなるぐらいです( ;∀;)だからメダカの上見を楽しむメダカ鉢にしています(個人的な好みの問題です)

おしゃれなメダカ水槽を作られる方々は、美的センスが非常に高いです。こういう藻の対策のため、定期的な水槽清掃も欠かしませんし、見てて水槽の景観を崩さない可愛らしい巻貝をいれて藻を食べさせます。

私も水槽でメダカを飼育していたときは、イシマキガイを入れていました。ガラスに吸い付く姿も可愛らしかったです。でもイシマキガイは淡水の水槽で繁殖はしませんし、水温・Phの変化にも弱いようです。私の場合は、失敗しました。

灯台下暗し

かわりに耐久性・繁殖性抜群のカワニナを入れてみたんです。河川にゴロゴロいますからね(‘ω’)ノ まあ、どん欲に藻を歯舌で食べまくるんです。しかもビックリするぐらいのスピードで移動してます。水槽もかなりきれいにしてくれます(ただし、ろ過装置がないとカワニナも糞をしますので水質浄化になりません)。かなり重宝します。繁殖力も半端ではありません。

でも・・・見た目がグロテスクです・・・軟体動物型エイリアンに見えてしまいます( ;∀;)水槽で飼うと露骨に分かってしまいます。人がガラス面から見たら「わああぁ~」ってなります。

だから、私はメダカ鉢にしています。カワニナを重宝していますし、メダカを上見する良さが分かったからです。娘や奥さんは、かなり気持ち悪かったみたいで、遠くから水槽を眺めてました・・・可哀そうなカワニナさんです。一生懸命掃除してくれてるんですけど(/ω\)

カワニナは藻がなくなりきれいになりすぎて、餌がなくなると死んでしまいます。(勿論、水温やPh等の関係します)だから、爆発的に小さな水槽やメダカ鉢の中で増えまくるということはありません(死んだカワニナは早めに除去しないといけないようです、水にたんぱく質が溶解して汚染の原因になるそうです)


藻を舌歯で食べるカワニナさん(水槽で飼育するとどんな風に食べるか分かります)
上手につきあえばカワニナさんは、本当に天然浄化生物です。その生態は詳しく見ていくと凄い生物だと分かります。そして、ペットショップで探す必要もなく、普通に河川や農業用用水路にいますからタダです。

こんなカワニナさんですが、自然界では蛍の幼虫の格好の餌であります。蛍の幼虫の方がよっぽどえぐいです・・・その食べている写真を皆さんも検索してみてください。弱肉強食が伺えると思います。ここではちょっとご紹介できません(/ω\)えぐいので。


カワニナさんにちょっかいを出す螺鈿光メダカ。共生できています。

まとめ

今回は、日ごろからスポットを浴びることないスーパーカワニナさんを記事にしてみました。自分で記載していくうちに自分の方がカワニナさんの凄さに気付かされていくような感じがしました。グロテスクですが、水生動物界の生態系になくてはならない存在です。

そういう生物は、実は数えきれないほど世界にいます。河川の干潟研究で調査をしたことがありますが(高校時代です)、干潟の生物がいなくなれば、世界の海洋はかなり汚染されていくことも分かっています。自然界は自然界で浄化をする仕組みが出来上がっているので、人もこの世界で生きていく以上は、他の生物たちとの共生のために貢献する必要があります。

なんか難しい話になってしまいましたが、あなたのメダカ飼育で、これはいいよ、とか、こんな方法もあります、とか、飼育方法ありましたらぜひ教えてください。!(^^)!勉強させてください。

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