メダカ飼育(室内)バクテリア

そこそこ大きくなってきた鳳凰光メダカさんの育成魚

追記(R3.8.30)バクテリアを投入する理由についてYouTube動画を配信しております。よろしけばご参照くださいませ(>_<)

まだまだ不慣れな部分がございますが、応援よろしくお願いします。よろしければ、「いいね」「チャンネル登録」をよろしくお願い申し上げます(≧◇≦)。

はじめに

 今回は、私が飼育水の浄化等の目的で使用している高濃度バクテリア液を紹介します。宣伝ではありません。使用していて、ろ過装置の取替用マット自体もそこまで頻繁に交換しなくてすむ上に、メダカさん達とカワニナさん達が元気に生きてくれているからこその紹介です。当然水草(アナカリス等も)も元気です。

陸上生物にとって空気・土・水が生きる上でかなり重要なことはご承知のとおりです。メダカさん達にとって飼育水も同じことですね(^-^)

元気に大きく、長生きしてくれたら、飼育者の最高の醍醐味だと思います。以前から水内のバクテリアに着目していたのは、私がもともと農学部で生命科学を全般的に学んでいた中の一部にバクテリアも頻繁に学び、仕事現場で実践していたからです。 畜産農家さんでは、家畜・家禽の糞尿処理問題は、数十年に渡って現在でも喫緊の課題です。

皆さんが美味しく食べている黒毛和牛は、世界中の牛の中でも体格は小さい品種ですが、肉と霜降り(サシ)を充実して付着させるために、肥育期間18~22か月の間におよそ4.5~5トン/頭の飼料(餌)を食べます。ということは、1匹あたり出荷までに4トン以上の糞をするわけです。し尿を合わせるととんでもない量になります(夏場は、黒毛和牛で30ℓ/頭 飲みます)。

現在の黒毛和牛を肥育する農家や法人は、最低でも100頭以上は飼育するので、1年間に換算すると約290トン近い糞が出るわけです( ;∀;)中には1万5千頭以上飼育されている法人さんもいらっしゃるんです・・・・すごい量になりますよね・・・ この糞尿を堆肥舎と大型機械で 完熟たい肥にしていくときに、バクテリアが活躍するわけです。稲作や園芸で使用する製品たい肥として生まれ変わります。

メダカの水槽や鉢の底でも同じ現象が起きています。糞の蓄積です。これが蓄積し続けてメダカさん達の環境に良いわけがないのはご承知のとおりです。この糞と水質を改善するためのバクテリア液を紹介します。

サムライEX

 私はヤフーオークションで落札しています。Tポイントも溜まるので・・・一回買ってしまえば、数か月は使用できるので重宝してます。

製造元・販売元:バクテリア本舗さん(滋賀県大津市大石中)番地や電話番号は個人情報なので控えさせていただきます。ヤフオクで検索すればすぐ出てくると思います。

高濃度バクテリア液の「サムライEX」、「ムサシ634」、「弁慶」を販売しているようです。私が使用しているのは、サムライEXです。

これらの高濃度バクテリア液は、水槽や鉢内の安定を保つ有益なバクテリア酵母菌、乳酸菌、放線菌(納豆菌)、光合成細菌、土壌菌を高濃度に含有した水質浄化バクテリア液です。ちなみどこにでもいる菌ですが、抽出選択培養できる環境でないと一般の方々では手軽に作れません。納豆菌は腐敗臭や糞臭を消してくれます。臭いをいい匂いにしてくれます。だから、人は毎日納豆を食べた方が良いのです。腸内に納豆菌を維持するために。

含有バクテリアは全て生体に害を及ぼさない菌であり、水質浄化生体の体調維持(常にメダカは水を口から入れています)・生体の体色向上に貢献します。水中内には無数のバクテリアが存在していますが、上記のバクテリアは相乗効果作用があるようです。

また、飼育水に不足しがちな根昆布由来の天然ビタミンミネラルも豊富に含んでいるので魚・甲殻類(エビちゃん等)・水草などの健康的生育に役立ちます。

基本的な使用方法

・飼育水100ℓ毎にバクテリア液20mlを投入(規定量)。キャップ1杯が5ml。私はそれ以上に投入しています。

・最初は多めの投入が理想(おそらく、菌が飼育水に定着するまでに時間がかかるからだと思います。バクテリアは無敵ではありません。

・規定量以上多めに投入しても、害は全くないようです。魚の数、給餌量を見ながら調整するだけです。

・水替えごとの投入(水を投入すると底の糞も対流して浮き上がってきます。その時がバクテリアも分解しやすいと思います)や毎日少しずつの投入でも大丈夫です。

・バクテリアが定着すれば、糞の分解が始まり粉々になります。ろ過機なしだと分解で水が濁るようですが(私はロカボーイを入れてます)、魚等に影響はないようです。バクテリアの分解作用により水が腐敗しないため、病気の発生もないようです。分解により濁りがひどいときは素直に換水ですね。

・仮に全部換水したり水槽面(鉢面)をこすって綺麗にしても各所にバクテリアが入り込んでいるので、2回目以降は容易にバクテリア飼育水を作ることができるようです。

・水面のまわりふちに細かい泡が現れていれば、バクテリアの分解が進んでいる状態です。

こんな泡がエア無しだと水面に出てきます。菌が動いている証ですね。

さらに大きくなってきた螺鈿光メダカさん

効果

・水換え間隔が長くなります(頻繁に水替えしなくてすむ)。

・バクテリア本舗さんは、バクテリア高濃度液で魚飼育してから、室内外全ての水槽のろ過機が不要になったようです。

・残った餌や糞を餌にしてバクテリアは飼育水でどんどん増殖していきます。

・私の場合は、水換えではなく、水足しだけで済んでいます。

注意事項

・ボトル内は、生きたバクテリアが活性化した状態で入っているので、飼育水に入れるとすぐに活動を始めます。但し、飼育水は完全にカルキの抜けた状態で使用してください(わたしはカルキ抜きが面倒臭い( ;∀;)ので、浄水器の水を使っています。)。

・魚は死なない程度のカルキ濃度でもバクテリアは死んでしまうことを念頭に置かなければならないようです。ですから水道水で換水する場合は、あらかじめカルキ抜き剤でカルキを抜いてから、飼育水として入れてあげることがメダカさんにも水草にもバクテリアにも大事です。

・ちなみに最近の水道水は、クロラミンや二酸化塩素等が使用されており、1日汲んで置いただけの水では、バクテリアが死んでしまうこともあるようです。メダカさんが死ななくても、メダカさんはダメージを受けているということです。

保管方法と推奨使用期限

・室温冷暗所で保管するようです(私はメダカ飼育用品入れの棚の中)。冷蔵庫はダメです。バクテリアの活性化が落ちてしまうようです。

・購入後1年以内に使い切ることを推奨。1年間は品質保持確認済み。

まとめ

 どうだったでしょうか?参考になれば幸いです。自分が元気な限りメダカさんにも長生きして欲しいし、次に生まれてくる稚魚たちのためにも飼育水は大事にしたいところです。水が腐敗すると、人にもメダカにも悪影響を及ぼすので、もし腐敗臭やメダカが大きくならず死んでしまう方がいらっしゃれば、参考までに試してみてください。まだ探してみれば、わたしが紹介したバクテリア高濃度液よりも自分に合った品があるかもしれませんよ(^-^)。

逆に「こんな水質浄化方法もあるよ」という方がいらっしゃればぜひ教えてください。勉強になります(>_<)

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