お金欲しい・・・じゃあお金とは?

お金を追いかけすぎてもダメ。お金をひきつけなくては(^-^)

はじめに

現代の女性は、すごい。結婚に目もくれず仕事に熱中し、事業を成功させる人もいれば、結婚して出産後に才能を開花させ、経営者となり世間を驚かせる人もいる。男顔負けとは、よく言った!と思います。

そして、この男性(ヒト)なら、成功して私と未来の家族を幸せにしてくれるという第六感もあります。ハニートラップで痛い目にあうのは、決まって男性です(女性は些細な嘘を見逃しません)。離婚しても後ろを振り返らず、前に進むのは女性です(男は大抵未練タラタラ)。

まだこれから世界を驚かせる女性達は数多く輩出されていくと思います。男性は尻に火がついていることに気付いていません。

ニュージーランドの国会議員は、40%を女性が占めているそうで、議会に乳児を抱いたまま出席し、堂々と授乳もできるそうです。資料を用いた答弁の必要性があれば、議長に乳児を預けて答弁していました・・・マジすごい・・・この勢いだと、この5年で世界の勢力図は一変するんじゃないかと思いました。もはや女性大統領も珍しくなくなりました。

歴史上、偉業を成し遂げた女性は数多くいますが、男性が作ってきた封建社会と資本主義システムで本当はもっともっと偉業を成し遂げたはずの女性たちは歴史の中に封印・黙殺・弾圧されてきたことは間違いありません。現代は宗教概念が邪魔しない限り、勢いと信念エネルギーの強い女性がどんどん世界を席巻していくにちがいありません。

それもそのはず、”男を生むのは女性”。

男性の人生すら女性に左右されても致し方ない。男性が、父親に勝てても母親に勝てないのはよくある話です。結局、人とお金を引き寄せている男性の傍らで静かに佇んでいるのは、偉大な女性なのかもしれませんね。人とお金に愛されるためには、まず難攻不落の奥さんから味方にしないと前には進めないかもしれません(いや、マジな話です( ;∀;))

話が広がってしまいましたが、今回も作家:本田健先生の「大富豪からの手紙」を参照しながら、進めてみます。


第5の手紙「お金」

この手紙では、「お金の正体」と大富豪であり祖父でもあった佐藤泰三の親友が出てきます。この親友もタイの大富豪”ソムチャイ”です。主人公の佐藤敬は、今まで各地に住む泰三の各親友に「偶然」「決断」「直感」「行動」を学んできましたが、ここで初めて「お金」と向き合うことになります。大富豪でありながら、なぜ最初から手紙で「お金」について伝えなかったのか?それは読み進めていくとある結論に至るので分かるかと思います。

まずお金の正体について3つ伝えています。

1.お金とは「エネルギー」であり、善悪はない。

お金そのものに善悪の判断がありません。素直にエネルギーの強い人に惹きつけられていきます。「すごく良い人」にもひきつけられれば、「すごく悪い人」にもひきつけられます。

残念ながら、人格的に素晴らしい人にお金が引き寄せられていくわけではありません。もつ人によってお金が”良いエネルギー”、”悪いエネルギー”、”愛のエネルギー”、”意地悪で冷たいエネルギー”になります。

2.多くの人が「お金を信頼すること」によって、その価値が成立している。

国の財政が破綻し、債務不履行(デフォルト)することよってお金が紙切れになった歴史は数多くあります。日本のバブル経済期にみんなが価値があると思っていたのは「みんなの共同幻想にすぎなかった」ことがいい例になっています。

結局お金は、多くの人が信頼することによって効力を発揮するエネルギーということになります。

3.「お金と、どう付き合うか」は選択できる

だからこそお金は、「人生で一番にするもの」じゃない。でも大切にしないと人生を楽しく生きることはできない。

私は以前の記事でお金嫌いであったことをあげましたが、結局のところトラウマの元凶である「お金と向き合うのが怖い」から忌避したり、悪者扱いしたり、逃げたりしていたことになります。人生の半分をお金とどう向き合っていいのか分からなかったのは間違いありません。

お金との付き合い方や向き合い方を知らないままだと、貧乏で収入が常に足りないと文句を言い続け、お金持ちになってもそれを失う不安や心配で悩むことになります。「お金をいくら持っているかと、幸せは、まったく関係がない」を知ることでお金から自由になれる。そのためには、

→お金から逃げずに、ちゃんと、お金と向き合う
→誰かに喜ばれることが、心の一番のご馳走だと実感できるようになる
→誰かを幸せにするたびに「自分の器」が大きくなる
→お金から自由になっていく
→お金との距離バランスをとれるようになる
→自分がお金から自由になれたら、縁のある人をお金から解放していく
→人とお金に愛される人になり、周囲もそうなる(相乗効果)

若干最後は私の推測も入れていますが、佐藤泰三が伝えたいことを要約していくとこうなりました。手紙が「お金」の話に至るまで大分かかりましたが、「お金」以前に知らなくてはならない「偶然・決断・直感・行動」の方が大前提だったことになります。

「お金」を人生で一番に大切にするのではなく、私が今しなければならないのは、家族を幸せにすることでしょう。そうしなければ、大きなお金を受け入れて動かすだけのが育たないことになります。そして、良くも悪くも人生を振り回し、狂わせてきたと勘違いしていた「お金」とうまい具合の距離で付き合えるようになることです。

皆さんはどうでしょう?今どのステージで「お金」と付き合っていますか?


人がお金を見ているのではない、お金というエネルギーが私たちを見ている

ソムチャイが語る「お金」の話

タイのチェンマイまで無計画にやってきた主人公の佐藤敬は、偶然にも(必然?)祖父と60年以上親交のあったソムチャイと出会うことができました。私としては、ようやく知りたいストーリーに入っていくのですが、ソムチャイが佐藤敬へ語る内容を要約してみると、

・今の世界では、ただ頑張るだけではお金持ちにはなれない
・人類の95%が今の「資本主義というシステムの奴隷
収入が増えると、その分だけ支出も増えるサイクルになっている(成功の証、ご褒美、当然の権利と思っているから)だから、手元にお金が残らない。一度支出を増やせば最後、生活レベルは簡単に下げられない。
・これらはほとんどの人が「お金とちゃんと向き合っていない」上に「自分に自信がないから」。結局、周囲の価値観に振り回されている。→ちゃんと向き合ってお金との距離バランスをとる。
・「自分の」を超えてお金を手に入れてしまうと、人は不幸になってしまう。誰かの役に立っているという実感がないと、毎日が楽しくなくなって、生きることすら苦しくなってしまう。
・「自分の器」の大きさは、ある金額を稼いだり使ったりするときにストレスを感じているかどうか。ストレスを感じるようでは、「自分の器」は小さいということになる。
・「自分の器」を大きくするためには、自分と周りの人を幸せにすること →お金から自由になっていく。
・人類の95%以上が「自分の才能」を見つけられないまま一生を終えているし、お金に振り回されながら、ずっとまじめに働き続けている。自分の本当の才能を見つけたいなら”周りの人の頼まれごと”を引き受けて、それをしっかりこなすことからスタートすると良い。そこから初めて「自分の才能の形」が見えてくる。
・その才能を見つけられる人は意外と少ない。なぜか?人生のチャンスは、遥か遠くの地まで旅行して見つけるのではなく、常に自分の半径3メートル以内のところにあることに気付くこと。
・お金持ちになるには、自分が持っている一番の才能で勝負すること。

この本のストーリーは、まず亡き祖父が手紙で大きく大事な要点を教え、読み終えた主人公が祖父の親友を訪ね、詳しくその内容を聞いていく展開になっています。

やっぱり、生身の一流人に会って自分の恥をさらしながらも会話をして、洗練されていくことが重要なんですね。

この主人公の恵まれすぎた環境設定に腹は立ちますが、やっぱり羨ましい・・・(/ω\)私なんかは、求めても中々そういう一流の人に出会うことがありません。だから、BOOKOFFで本を買って自己啓発に読んでるわけです( ;∀;)


まとめ

佐藤敬とソムチャイの会話のなかにこんな会話があります。ソムチャイ曰く

「そこで私は学んだんだ。女性は追いかけちゃダメだということをね。男性が追いかけたら、必ず女性は逃げる。逃げればもう見込みがなくなる。これは60年前も今も変わらない「恋の心理」なんだろうなぁ。
 モテる奴は、こちらから追いかけるのではなく、追いかけられるんだよ。”恋も、仕事も、お金も、欲しがって追いかけると、逃げられる”んだ。」

モテる奴って?と思いましたが、”人を幸せにできる大きな器を持った人ってことでしょうね。記事の冒頭で現代女性の勢いを言いましたが、今は追いかけられる女性も多いですね。自分に自信を持ってInstagramやFacebookにバンバン自分写真をアップさせていきます。正直私が女性なら出来ません。

個人が今から強くなり、その個人に興味を寄せる人々が動き動かされていく時代になりつつあります。政治や組織を脅かすほどに。その先頭に女性が立とうとしています。自身にみなぎった女性は、ヘタレ男性など近寄れません(>_<)

自分の子供が娘だから、なおさら今からの時代を女性が男性と対等してリードして欲しいと思います。あんまり強すぎる女性になると親としては心配ですけどね(; ・`д・´)

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