お金は、単なる〇〇?

はじめに

私の正直なお金の話を聞いてください。

私は、4年ほど前まではお金の概念とそのものが嫌いでした。忌避物だと思っていました。なぜか?

・お金が 大好きな人達を金銭トラブルや相続問題で醜い姿にするから
・お金で 親交は途絶えたりするから
・お金は 少なくても沢山あっても不安を煽るから
・お金で 感動や幸せは買えないから
・お金も 人が作ったもの。そのお金に人が翻弄されるから

言い出せばきりがないくらい理由はありました。私のしたことでそのお礼に謝礼金をという展開になると、逃げるように断って「お気持ちだけいただきます」とその場を去っていくことは沢山ありました。

そして、それが私の美学だと思っていました。それが本当の善行だと自負していました。お金を受け取っている自分の姿を想像したくなかったからだと思います。

そんな私がお金に対する印象を変え始めたのは、自分が経営に関わるようになってからです。それだけ資金繰りや将来を考える機会が多々でてきたことは間違いありません。それ以上に、仕事やプライベートで出会う人達により”お金ってそんなもんだったっけ?”と楽観して考えられるようになったのです。

お金は単なる〇〇

結論から言うと、

「お金は 沢山あるならそれに越したことはない」

と言えます。もっと言うと

「お金は 目的や目標に到達するための単なる手段やエネルギー

と思えばいいことに気付かされました。お金嫌いだった私のための唯一の楽観視方法かもしれません。もっというと、こんなだだっ広い宇宙のちんけな地球で”お金の要らない幸せを掴もう”と言ったところで、宇宙の法則になんの影響も与えられないのですから、何の意味もない。

誰一人救えません。誰一人幸せにできません。

お金が無ければ生活生存できない社会を作ったのは、”人”。物々交換で物と物の価値を天秤で測れないから紙幣や硬貨でその価値を示した。だから人は長い歴史の中でもっと働いて金を稼ごうと頑張ってきた。

そしてそのお金を手段やエネルギーとして家族を養える、自分たちの子供に選択肢を与えられる、世界中の食料難民や医療難民を救える、人のせいで窮地に追いやられた生物を保護できる。

キリがないほど、嫌いだった理由の数々を超越する”お金”の存在意義を40歳を前にして毎日毎日人が教えてくれています。なんてくだらない理由をひっさげて自分の半生を過ごしてきたことかと思いました。

もとはと言えば、自分の人生でお金に関するトラウマが深く棘としてささったままの半生だったからこそ、ああだこうだと理由をつけていたのかもしれません。

死ぬほど働かなければ、お金はたまらない。お金がなければ幸せになれない。は、一旦どこか遠くに捨ててみます。過労で死んでも目的は達成できないし、病気になっても医療費が収入を超えてしまうだけです。だから保険にはいるんでしょ!って思いますけど、毎月結構保険料とられてます。保険会社の人たちも給料もらって生活しているわけです。

そうしたら、どうすればお金を引き寄せられる自分になるかと考え始めました。どうしたら人が宇宙の法則の中で、お金や財の波動や引力になれるのか?


実はお金の方が、私たちを見ているかも

平等

太陽の光や空気、雨の恵みをこの世界で人は、平等に享受できます。でも平等なはずなのに、ずっと家に閉じこもっていたら、受け取れる恩恵を受け取れません。自分が考え方を変えなければ、受け取るためのパイプや器は、詰まったり小さくなったりすると思った方がよいかもしれません。私が難癖つけてお金に悲観的だったように。

お金に困らず財をなす人の共通点は、前向き、ポジティブ思考、朝目が覚めた時からワクワクしている、好奇心旺盛、楽観視できる、小さなことでも感謝できる、いつもニコニコしている など数えきれないプラス要素を人として携えています。周囲は、それを悪く思うはずがありません、ひがむ人や憎む人など目にもくれません。周囲も明るい気持ちにさせてくれます。

多分これがヒントだと思ってます。類まれな才能、惜しまぬ努力、先代から引き継いだ財産があるからでしょ?って悲観的に考えているそこから自分のパイプと器に不具合を起こしているんだと思います。

良いことがたまにあって、”今日は偶然ラッキーなことがあった”じゃなくて、そういう流れを引き寄せた自分があったと考えてみると、もっとそういうラッキーは続くのかもしれません。昔小学校の先生に言われました。

「ラッキーなことがあったら、はっきり口にして”ラッキー!”って言ったほうがいいよ。次のラッキーが順番待ちでやってくるから。」

そういう自分になれ、口に出して自分の殻を破れってことでしょう。占いなどで、自分の悲しい運命が決まっているという決めつけは辛いです。悪いことが起きるかもしれないなら、参考までに聞いて危機回避して被害を最小限にとどめればいいんじゃないでしょうか?自分の運命は、自分で切り開いていい方向に持っていけるはずです。

きっとお金もチャンスも試練も、人には等しく降ってきているとすれば、受け入れる自分を変えなくてはいけないんだと思いました。

まとめ

てっとり早くいくためには?簡単だけど難しい自分を変えていくことだと思います。だけど、超難関の国家資格を取りなさいとか、超難関大学を卒業しなさいとか、不動産投資をしなさいとか、そんなレベルの難しい話じゃないってことも大事です。

”幸せになった自分を思って、笑顔になる”

まずはそれで良いのではないでしょうか(^-^) もっと楽観的に

お金と働くに関する猪飼先生の無料電子書籍あります。試しに読んでみてください。やはりお金との付き合い方を記載してありますよ。