人 と ストレス ① ”受容”って?

海とフェリーを眺めてたそがれる子供とテディーベア(シュール・・)
私や皆さんが今まで数千回、数万回と聞いてきたストレスって一体何者なんでしょうか?とりあえずですけど、Wikipediaを参照してみますね。

ストレス (生体) – Wikipedia 引用

ストレス(: stress)とは、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である[1]。オックスフォード英語辞典では、苦痛や苦悩を意味する distress が短くなった単語とされる[1]。ストレスの概念は一般に、1930年代のハンス・セリエの研究に起源を持つとされる[2]。この文脈では、精神的なものだけでなく、寒さ熱さなど生体的なストレスも含む。ストレスが健康に影響を与える研究が行われてきた。様々なストレス管理の方法がある。

しかし、近年の2012年の研究では、ストレスが健康に影響を与えると認識している群の死亡率が43%高まることが見いだされている[3]。逆に認識していない群はそうではない[3]。そのようなストレスに対する認識の影響の研究が進展している。

もう一つ気になる言葉があります。それはストレッサー。これもWikipediaから引用して参照しますね。

ストレスの原因はストレッサーと呼ばれ、その外的刺激の種類から物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)、化学的ストレッサー(酸素、薬物など)、生物的ストレッサー(炎症感染)、心理的ストレッサー(怒り不安など)に分類される。ストレッサーが作用した際、生体は刺激の種類に応じた特異的反応と刺激の種類とは無関係な一連の非特異的生体反応(ストレス反応)を引き起こす。

簡単に言うとストレスは、物理的・科学的・心理的ストレッサーによる刺激を受けた状態を指している ということでしょうか?私は専門家ではないので、詳細に示すことができませんが、確かなことがあります。

人は日常的にストレス状態にあるということです。

「現代はストレス社会だ」

と言われ続けてきたことが示唆するのは、心理的ストレスにある人が増加しているということではないでしょうか。ちょっと昔・戦前・江戸時代・弥生時代はどうだったでしょうか?人は、昔も現代もストレッサー刺激を受け、ストレス状態であったことは間違いありません。現代だからこそストレスが多いという考えは少し違うかもしれませんね。

私がもし戦時中に飢えや空襲の恐怖、徴兵制度を体験していれば、間違いなく国家そのものがストレッサーであったと思います。終わりのない苦しみに耐え続けてきた先輩達の心中を考えれば、私が果たして耐え続けることができたか疑問です。それぞれの時代で絶えず人自身や天災が生み出してきたストレッサーは、記録に残る以上の数で降り注いでいたに違いありません。現代が特別に”ストレス飽和時代”であるわけではないと思います。

それでもこれほど平和で物と時間が十分にある時代にも関わらず、やはり人は何らかのストレス状態にあるわけですから、もはやノンストレスという状況は皆無でしょう。生命維持装置でも身体に接続して冷凍状態で冬眠するならば別の話ですけど(/ω\)・・・


人がどのような状況下でもストレスは存在していることは分かってきました。問題はストレッサー受容体となっている人そのものなのでしょうか?

人は十人十色です。例えば、〇〇株式会社 企画開発部 営業課の係長 田中さんにとって部長のしつこく細かい報告要請がストレッサーであるのに対し、同僚の主任 鈴木さんはその部長が大好きで どちらかというと 課長の方が性格的に苦手。一方で田中さんの部下で新人 岡本さんは、会社環境も上司も満足しているが毎朝の満員電車通勤が苦痛で仕方ない・・・などストレッサーの受け取り方は、人ぞれぞれ異なることになります。人の価値観やメンタル、解釈の仕方でストレッサーは、受け流すことができたり深く突き刺さったりすることになります。

受け取り方の違う人と人、中々同じ環境で同じストレスを共有し難い。同僚なのにストレス対象がすれ違う、すれ違うこと自体もストレス・・・難しい!ストレスって難しいですね!でも難しく考えるのが私の悪い癖( ;∀;)

人は千差万別です。完璧な人などどこにもいません。ストレッサーそのものを完全に消去する術もない。だったらメリハリつけて人生楽しみましょうか?ストレスも上手に味方につけて自分を高めていく最高の材料として付き合っていくと思えばどうでしょう。逆に適度なストレスがなければ人は生きていけないかもしれません。

ストレスは、生きている証、生きていく材料、並走する良き友人

またどこかで人とストレスについて、記事にしていきます。あなたの良きアドバイスをいただければ幸いです。勉強になります( ..)φメモメモ

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