ちょっとした小言

本当は、観葉植物の記事にしようと思っていたのですが・・・、予定変更です。中々ブログ更新出来なくてすみません(>_<)。

私なりに思うところがあったので、ちょっとした小言だと思ってください。

Panasonic(旧松下電器産業)グループ創業者の「松下幸之助」さんを知らない人は少ないです。しかしながら平成生まれの方々から徐々に認知度が落ちている感はありますね。時代は既に”令和”です。

それもそのはず。明治27年(1894年)生まれの偉人です。平成元年(1989年)に94歳で没されています。

この松下幸之助さんの名前は、必ずと言ってよいほど経営者を集めた講演で出てくるくらい「経営の神様」と言われた方です。一代でPanasonicグループを構築した偉大な功績があります。でもなぜか私は、興味が持てませんでした・・・。

生まれた時代も、環境もまったく違う世界の方だと思い込んでましたから、積極的に自分へ取り込もうとしなかったのです(/ω\)。

ところが・・・・。この戦後最大の危機と言われるコロナショック。第二次世界大戦の苦境や敗戦後の苦難、世界恐慌の渦中にいながらも、生き残った松下幸之助さんの言葉が脳天に刺さるんです( `ー´)ノ。刺されて動けなくなると言った方が良いでしょう。

以下、著者:松下幸之助 発行所:株式会社PHP研究所の「道をひらく」からの引用になります。

 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬ かけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
 この道が果たして良いのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
 あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
 他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
 それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
 深い喜びも生まれてくる。


(まぁなんかこれが刺さるっていうことは年をとってきたんだなぁ~)ってことが言いたいわけではないんですよ(;^ω^)

このコロナショックよりも苦しい時代で、病弱な体を抱えながらも、志を忘れず、人のために尽くしてきた人の言葉だからこそ、私にはシンパシーがあったのです。今、この時代で自分以外の一般人にどれだけ思いやりをもっている人がいるのか?疑問です。

これだけの情勢に陥っているにもかかわらず、国も県も市も、とにかく給付金対象先の足切りに切磋琢磨して、新規の個人事業主は、勝手に死んでくれという時代。あ、その前に税金と年金掛け金は払ってから、死んでくださいね!みたいな・・・。国民の大半はとうに諦めて、国政・県政・市政に無関心。

この日本には、松下幸之助さんのような偉大な人達が沢山いたはずなのに、なんか残念です。

もし、こんな時代と環境でも、歩み続けていくことが、私たちのなのであれば・・・。馬鹿でも言って、酒呑んで、死んだように寝て、また朝から歩んで・・・とやっていくしかないのでしょう。

そう、所詮この道しかないのだから。


私の場合であれば・・・この日本の鹿児島という地方で生まれ、21世紀最初の成人になり、なんの因果か分かりませんが40歳を迎える2020年にコロナショックを迎え、これから先どうしたものかというところです。

これが私の宿命であり、「道」なんでしょうね。選択肢は数多くあったにも関わらず、畑違いの業しています。

皆さんはどういった状況ですか?

これで良かったと思えていますか?

松下幸之助さんの言っている内容を、素直にくみとって考えてみれば、

「これしかなかったのだから、自分を信じて進みなさい」

と後押ししてもらっていると私は思いたいです。

私は私の、貴方・貴女はそれぞれの、

今歩いている道すがら、自分を信じて、進んでいきましょうね(^-^)。

以上、結の家”こうちゃん”のちょっとした小言でした。

最後までご購読ありがとうございました!(^^)!