はじめに
その人にはその人の、あなたにはあなたの人生があるように、”運巡り”も人それぞれ異なります。
同じことを 同じ時期 に 同じ場所 でやったとしても、同じ結果になるとは限りません。
身を削り、精神を疲弊し、誰もやったことのない努力をしたからと言って成功するとも限りません。私には私の、あなたにはあなたの”運巡り”があります。
だったら・・・もう何もかも捨てて頑張ることをやめてしまいましょうか。
そうだとするなら・・・いっそのこと・・・
呼吸をすれば、胸からスースーと漏れてくるほど疲れ果て、生きていく意味を見失いかけたとき、何を見上げて明日を生きようと思えるのでしょうか?
ベストは尽くした・・・だけど、その先はやっぱり闇のままだった・・・。何かを光として前を進んできたけど、その光すら失ってしまった。
諦めても、やめてしまっても、明日はやってくるし、明日はすぐ終わってしまいます。人の時間は、間違いなく限られています。
そうは言っても、人の心理は毎分毎時毎日波のようにうねり続けます。ずーっと一定の人などそうそういません。簡単にモチベーションを戻すことは難しい。
今回はその辺を探ってみます。
まずは・・・
人は万能ではありません。自分を見失うことなど多々あります。いくら根性があったからと言っても、意気消沈する出来事が連続すれば、さすがにへばってしまいます。”なんで私だけ?”と夜な夜な酒を煽ることもあるでしょう。考えすぎて眠れない夜もあるでしょう。
でも、なぜだかそんな期間が人それぞれあります。抜け出したくても抜け出せないトンネルが・・・避けたくても追ってくる津波が確かにあるんです。
”試練”と挑んで立ち向かう人もいれば、”災難”と叫んで逃げようとする人もいます。人それぞれです。でも意外と結末は同じだったりもするものです。
こういう時はまず・・・
人のために尽力し、感謝を怠ることもなかったあなたが今その状態なのだから、今度は自分のために長いヒーリングタイムをとっても罰は当たりません。罪にもなりません。
とにかく、”嵐”がすぎるまで、
それがどうした!とたまにはアグラをかいてもいいのです。
いずれにせよ、馬鹿だと思っているその人 あの人 この人も同じ嵐が遅かれ早かれやってくるのだから。
”それ”は間違いなくやってくるのですから”・・・
でも・・・
今は心安らかに休みましょう。それでいいじゃないですか。
でもここで一つだけ・・・。
今まで目指してきた、夢見て走ってきた、あのゴールだけは
諦めずに頑張って、もう疲れ果てた・・・そして今はただ ただ呼吸をしている。それが精一杯です。
ここがターニングポイントです。今じゃなく明日じゃなく・・・時期がきたら再び船を漕ぎだせばいいだけです。今は、これまでの充電時間をとろうとしているだけです。
諦めることは簡単です。
でもその瞬間から本当に何もなくなってしまいます。
充電したエナジーは、何のために使うのですか?虎視眈々と待ち続けた理由はなんですか?
おわりに
充電したエナジーを”情熱”に変換する時期がやってきたとき、再び船を進める覚悟がどうしても必要です。また辛い思いをした瞬間をフラッシュバックしてしまいます。
でも考えてみましょう。余命宣告を受けた人、五体満足で生きることができない人、世の中にはそれがどうした!と手本を見せてくれる人々で溢れています。そういう”一生懸命”の輝きが、嵐を薙ぎ払う力になるはずです。
諦めない自分の背中を押して
頑張れ自分!もうすぐそこまで良い事が来ている!隠れて見えないだけで、もうすぐそこまで来てる!大丈夫、大丈夫だから。
と思ってみてください。もうダメだと思ったら自分のためだけ明日何か出来ないかもっと考えてください。他人のことはこの際考えず、あなたのためだけのbirth projectを。
あなたを諦めないことに・・・情熱を。