やりたいこと・やりがいとは?

はじめに

正直なところ「あなたは、自分のやりたいことを仕事にできていますか?」とか「好きなことを仕事にできていますか?」と聞かれても「違います」と即答できてしまいます。

そして、”自分のやりたいことは何だろう?”と考えてもいつだってモヤモヤしています。人生の半分が過ぎようとしている今もなお、その答えは不明瞭です。

私が不動産と建築・リフォームを業として開業した理由は、勿論やる気と信念をもって始めたことです。開業前の事務所と上階に位置する自宅をリフォーム工事しながら、同時進行で開業手続きの準備をしました。

毎日休みなく作業を進めたことと、ある程度の資金調達を行えたこと、手続きに関する提出資料や入会金・保証金に何の滞りもなく進み許可ももらえたことは、ある意味ラッキーなことでした。あまりに弊害がなさすぎて、心配したほどでしたが、運命の流れのような気もしていました。

引越まで無事済ました頃には、多少心と体に無理がきていました。でも家族共々新生活を始めるという”ハネムーン効果”もあり、心機一転して営業活動や他社訪問などを始めました。でもちょっと燃え尽き症候群になってました。

そういう状況になって改めて考えてみたことがあります。大きなバイタリティと強い信念をもって取り組んできたことなのに、(この仕事は、本当に自分のやりたいことなのか?)と・・・。

あなたは、自分のやりたいことや好きなことを仕事としてできていますか?


やりたいこととは?

高校や大学を卒業してから、自分のやりたかった仕事内容の会社へ就職できている人は非常に少ないと思います。仮にそういう風に就職できた人からの話では、さらにふるいにかけられ、「思っていたような職場環境ではなかった」とか「理想通りの職場環境だった」とか様々です。

それでも、多くの人は自分のやりたかった仕事を職業としていません。そうできない現実はあなたもご存知のとおりです。

”やりたいこと””生きていくこと”は、別だ。
やりたくない仕事で収入を得てから、”やりたいこと”をしなくては。
やりたいことで生活できるんだったら、人生こんなに苦労はしない。

でも、この日本や世界には、確実に自分のやりたかったことで収入を得て生活できている人がいることも事実です。お金持ちであるとか、貧乏であるかなんてことまでは分かりませんが、自分のライフスタイルを持って、充実した毎日を送っていることも事実です。

これを出来た人は、確かに凄いです。そして失敗を通過点と捉えて、諦めずに、腐らずに、信念を持って毎日を不安と闘いながら、前だけを見て突き進んだ結果だと思います。そして、それに終わりはありません。

そうですね。皆、やりたいことを仕事にするには、不安要素があまりに多すぎるわけです。将来・安定・家族・友人を巻き込んだ不安要素は、脅威だと思います。まさに自分自身の信頼・実力・信念を家族と世の中に試されることになります。自分をさらけ出す覚悟も必要です。

そんなリスクを負ってまで”やりたいことなのか?”

よくこういう問いかけをされる方もいます。「お前のやっている仕事は、本当にやりたかったことなのか?」、「そんなにやりたくない仕事だったら、会社辞めた方がいいんじゃないか?」などなど・・・それに対して、わたしなら こう思います。

そんなわかりきったこと聞かれても・・・だったらどうしろと?

いつも当の本人は、悩みながら自問自答していることですから、こんな投げかけは不快になります。でも投げかけている本人は、真剣そのものですし、悪意もありません。こういう所が人間関係の難しいですよね(>_<)

現在の世の中は、「少子高齢化」・「働き方改革」・「終身雇用の消滅」・「AIロボット参入で人員削減」・「ブラック起業の浮彫」という背景から、転職の斡旋や求人のサイトが多い気がします。まさに今、一人一人の価値が問われつつあるのかもしれません。

でもそんな風潮があったからと言って、”そうだそうだ”と人は簡単に動くものではありません。田舎の方であれば なおさらです。今の安定・安心・安全を投げ出してまで、会社を辞めて転職できるはずがありません。

そもそも、私のように”やりたいことがモヤモヤしている”、とか”やりたいことを仕事に活かすって何?”と思っている人からすれば、猪突猛進して転職する理由はありません(何だかんだと言っても、私は理由あって脱サラしましたけど・・・)。

質問の仕方を変えてみましょう。こういうのはどうでしょうか。

あなたは、自分の仕事に”やりがい”を見つけられましたか?


一生をかけて数多ある選択肢から、自分のやりがいは見つけられるのか?

やりがいとは?

結論から言いますと、やりたくない仕事でも、何とかモチベーションを持ち直す機会はあります。

相手から感謝されることです。(金銭の授受だと言う人もいるでしょう)

仕事が自己満足で完結できないから、社会は厳しい。相手からの満足と感謝があって初めてその対価を貰えます。その対価は会社の売上高へ算入されるだけで、その個人は決まった給料しか貰えません。

それでも歯を食いしばって、勤続できるのは、一度でも相手から感謝された記憶があるからこそだと思っています。それは何物にも代え難い”その人だけのやりがい”になります。

私は、サラリーマン時代に多くの方と出会い、仕事内容の半分が技術・経営の指導でした。自分も相手もお互い辛い時期を通過しますが、最後にやっと感謝を示し合うことが出来ました。それが強く心に残っていたからこそ、偏った業務分担体制や年功序列給与に疑問を持ちながらも、サラリーマンを続けていた理由でした。

脱サラをした理由は、どこかで話すとして・・・それが不動産業・建築業・リフォーム業に形を変えても、やりがいは一緒です。自分にしか出来ない仕事パフォーマンスをお客さんに示し、誠意と真心をもって接する。それだけです。

それが通じて初めて感謝を貰えます。対価を得ることもできます。そこに至るまでが長いですが、ネット通販でもない限り、人が対面して仕事をする良さは、見えないでしょう。もともと人が苦手な私でも、それをやりがいとして仕事をできることは、世の中捨てたものじゃないという証です。

そしてこういう変化がいつしか出てくると思っています。

やりたい仕事ではなかったが、やりがいはあった。ある時、そのやりがいから やっと「やりたいこと」が見えた!


やりたいことは、やりがいの延長戦にある

おわりに

随分偉そうなことを言ってしまい恐縮です。でも誠実さは誰にも負けないつもりです(^-^)。最初からやりたいことを仕事にできる人などほとんどいないことは前述したとおりです。しかし、やりたくない仕事でもやりがいさえ見出すことができれば、その会社に勤めた分だけ、将来の自分にとって「やりたい」ことに結び付いてくることになると思います。

たまに、「もう少しで定年退職を迎えるが、正直この先何をしていけばいいのか分からない。生活不安が先に立つから、嘱託契約をするべきかどうか?」といった記事も見つかります。

その年齢までやりたいことが見つからないことが間違っているとは思いません。私の祖父や祖母の時代と違い、人生はまだまだ長いようです。定年後もやりがいが見つからずとも、やるべきことがある人の方がずっと良いです。使命感は、大事だと思います。

私もあなたも じっくりやりたいことを探して後悔のない人生を歩みましょう。

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