メダカ飼育 ビオトープ:「ステレオスペルマム」

はじめに

 昨年から多肉植物栽培をきっかけに始めたセダム栽培。

極めてきました( `ー´)ノ

品種によっては、地表にばらまいて置くだけで勝手に根付くものもありますが、私はちょっと手がかかるけど大好きなセダム「細葉黄金万年草(上記写真)」にハマっています。これは、手でもハサミでも摘み取ってから、乾いたサボテン用土にピンセットで茎挿しして増やします。

何て面倒くさい作業だと思われる方もいる方もいるかもしれませんが・・・、この細葉黄金万年草ちゃん。生育すればするほど、目が覚めるような色合いと幾何学的な模様が繁茂し、

めちゃくちゃ綺麗です(*´▽`*)

写真の色合いがリアルと異なりますが、ライムレモン色が本来の色になります。しかも、あまり数が園芸店に出回らないので、自家増殖するのであれば、茎挿しテクニックは必須になります(このセダムは、土に散布させていてもほとんど定着しません。ピンセットによる茎挿しが必要になります)。

しかし、ポットで購入するのが一番繁茂させやすいので、セダム好きな方がおられましたら、オススメします。屋外の横長の陶器鉢でかなりの茎挿しをしましたが、順調に生育しています(雨に濡れず、風通しが良く、半日陰の場所がスムーズに生育します。個人感想)。

このセダムはいくらあっても良いです(^-^)。ある分だけパァーっと気分が明るくなるセダムですね。私はセダム増殖の中で、一番力を入れています。

組み合わせは、水やりがあまり必要ない植物との組み合わせであれば、多肉植物(サボテンも)は勿論、エアプランツでもバッチリ寄せ植えとして映えます。

色合いが良いのと、もっさりと繁茂するところが、goodです。初春と初秋に出回るセダムなので、興味のある方はぜひ試してみてください。きっとあなたの心を十分に満たしてくれることでしょう。

もし、小さなポットで欲しい方がいましたら、わずかな数になりますが、100円で店舗販売しております。お声掛けください(^-^)

さてさて、今回はメダカ飼育 ビオトープ「ステレオスペルマム」。調べて見ると意外な点がある植物を、今回もビオトープ水耕栽培で実践しました。

それではいってみましょう( `ー´)ノ

追記(R3.9.6)YouTube動画の配信もしております。ぜひご参照ください(^^)/

よろしければ、「高評価」「チャンネル登録」をよろしくお願い申し上げます。

ステレオスペルマム

ここから掲載される写真は、全て2か月前のものになります。今ですか?・・・めっちゃ繁茂してます(>_<)。それだけ、このステレオスペルマム水耕栽培の難易度は低いということになります。

ちなみに水耕栽培のことまで分かっているお店の方は非常に少ないです。ポットから出してみて、根が底までしっかり回っていて、この手の植物であれば上手くいく!!っていう経験と直感が必要になります。

まずは、概要を紹介します。

植物名 : ステレオスペルマム

学 名 : Radermachera sinica

英 名 : Radermachera sinica

科 名 : ノウゼンカズラ科

属 名 : ラデルマケラ属

原産地 : アジア地域

耐寒性 : 弱 い

耐暑性 : 普 通

耐陰性 : そこそこ

といった感じです。春先に流通するポット販売は、幼株なので幹も緑色をしており、弱々しい感じです。しかし、繁茂スピードが速いです。最後に現在(2021年7月17日)の様子をお見せしますね(^-^)。

いずれ、幹の色も木質化(茶色)し、太くがっしりとしてくるようです。鉢植えだと木質化が早いと思います。

枝に小さく光沢ある葉が、パァっと広がる姿に惹かれました。光照射量が足りない薄暗い場所で管理してしまうと貧相な徒長をしてしまうそうです。

光沢があるので、幼株でも凛とした存在感がありますね。

光照射量が強すぎても葉焼けを起こしてしまうため、屋外栽培の場合は、午前中の太陽光が当たり、午後から日陰ぐらいが良いのかもしれません(実際、それで屋外鉢植のステレオスペルマムはグングン大きくなってきています。もともとは水耕栽培していたステレオスペルマムを鉢植えへ移行しました)。

幼株時期は、高い湿度を好む傾向にあるらしいので、より勢いよく春から夏にかけて生育させるなら葉水も良いと思います。

新葉の色が鮮やかです。イメージですが、バジルの葉のような色合いと光沢をもっています。もう少し寄って見ましょう。

新葉の初期形成は、全ての植物で可愛いものです。しかし、ここからの生育が早いのもステレオスペルマムの特徴でしょう(^-^)

購入した時の印象は、これが本当に常緑樹なの?と言えるほど幹が細いこと。しかし、侮ったらいかんのです(>_<)。あっという間に繁茂しますので、青々と繁茂したグリーンを楽しみたい方には、オススメです。

この睡蓮鉢で泳いでいた稚魚(カブキ×サンセット極龍)ちゃん。ステレオスペルマムとアマゾンフロッグピットもマッチしているので、ビオトープ全体が映えます。

只々、眺めているだけでいい・・・。その素晴らしさと癒しをメダカビオトープは、提供してくれます。

おわりに

現在のステレオスペルマムです。あっという間にここまで繁茂しました。これは8月に鉢植えへ移行しなければいけません。常緑樹ですから、樹高がやばいことになってくるでしょう。

鉢植えへ移行すると必ず葉に移行ストレスによるダメージが出てきます。知らない方であれば、枯れてしまったのではないかというくらい葉が黄色になり、落葉します。

そういうときは、黄色くなった枝や葉を早めに剪定して、回復させてあげると良いかと思います。秋も終わりが近づいてくると、気温が下がり、ダメージ状態から回復できなくなってしまうので、8月~9月に移行させてあげると良いでしょう。これはステレオスペルマムに限らず、他の植物でも同じです。

十分回復させた状態で冬越し!。これが長く植物と戯れるシナリオです。

それでは最後までご購読ありがとうございました!(^^)