メダカ飼育(室内)「掛け合わせ①」

はじめに

 あなたは、メダカ飼育で既に異種交配をしていますか?私はメダカ飼育の中で異種交配だけはやったことがありません(>_<)。

色々な人達が様々な品種で掛け合わせを実践している中で、中々思うように外部形質が出現してくれない・・・って言う話がほとんどのようです。頑張って累代F4でやっと少しずつ表現が出てきた・・・なんてこともよく聞く話です(/ω\)。

私の事務所は、自分の思う外部形質の出現のために、それだけ累代していくための飼育場所がありません。

ただそれだけです。でも現在、品種をオーロラブラックラメ、オーロラ黄ラメ新系統、白姫などの少数精鋭に絞ってきました。なおかつ、飼育場所を増やしたので、今なら出来るかもしれません。

掛け合わせの結果は誰にも分からないのが、遺伝的な予測の難しさであり、魅力だと思います。ちょっとだけトライしてみます(^-^)。

”オーロラ黄ラメ新系統”の中々面白い♀

オーロラ黄ラメ新系統のF1群に1匹だけ頭部が紫で、黄ラメの密度が高い♀個体がいたので、ずっと気にかけていました。

このままオーロラ黄ラメ新系統 種親候補の累代交配には、表現としてふさわしくないし・・・かと言って販売するのもナンセンス・・・。扱いに困るけど、すごく綺麗な♀でした。

生後3か月ぐらいで、目を見張るものがあったので、

掛け合わせしてみよう!( `ー´)ノ

となった次第です。頭部がどんどんオーロラブラックラメっぽくなっていたので、オーロラブラックラメの渋い感じをそのままに、黄ラメと青ラメの混合が出来たりすれば、遠くからみたときに緑のラメに見えるかもしれないなんて・・・夢みたいなことを思ってます。

ちょっとした興味ですが、それをやってみようとするまでに人は中々動きません。何の意味もないかもしれないからです。でも今回は興味が勝ったので、早速実践です(^-^)。

”オーロラブラックラメ” × ”オーロラ黄ラメ新系統”

その前にオーロラブラックラメF1群から種親候補を選別しなければならなかったので、まだ生後2.5か月ですが、ちょいちょいと選んでみました。オーロラブラックラメF1の♀と♂を選び、その累代もさせます。まだまだオーロラブラックラメを増やしていくつもりです。

採卵は、直採卵が出来るので、それで累代と異種交配の区別をしていくつもりです(^-^)。

生後月齢でいうとオーロラ黄ラメ新系統F1♀の方が、オーロラブラックラメF1の0.5か月上なので、体長がやや長く、体躯もわずかに大きいです。

どうしても素人写真だと個体の魅力を伝えきれないのが悔しいです。かと言って動画だと粒子の粗さが拡大のときに出てしまうし・・・。

後はペアリングが上手くいってくれれば良いのですが・・・。

オーロラブラックラメF1が強すぎます。あまりにしつこく他二匹を追いかけまわすので、アマゾンフロッグピットを睡蓮鉢へ沢山入れてあげました。♀が隠れる場所が必要です。

もう少し拡大して見てみます(‘◇’)ゞ。

ちょっと黄ラメが剥げてしまっている部分があります・・・残念ですがこれから大事にしてあげないといけませんね(>_<)。再生してくれたらよいのですが。

もう少しおおらかになって欲しいオーロラブラックラメF1の♂。常にテリトリーを広げようと動き回って他のメダカを追っかけています。なので・・・全然じっとしてくれません。時間が経過してお互いの競争関係に変化があれば交配も上手くいくかもしれません。

人も一緒ですが、相性って本当に大事です( ;∀;)。

二匹並列しているところを見てみましょう。

この黄ラメと青白ラメがうまく組み合わさってくれないかなぁ~って思うけど、そう簡単にいかないですよね(>_<)。

難しくて、思うようにいかなくて、諦めずに続ける”掛け合わせ”って、男のロマンかもしれませんね(^-^)。

おわりに

もっと綺麗に撮影できれば、頭部の紫色と黄ラメのコントラストが映えるのですが、伝えられなくてすみません(>_<)。

現在三匹一緒に加温飼育しています。水温は21.5℃~23.2℃をいったりきたりです。良く餌を食べているようですが、オーロラブラックラメF1の♂が相変わらず♀を追っかけています。

上手くいってくれるよう、もう少し工夫してみたいと思います。

 

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