メダカ飼育(室内)ビオトープ「カルーナ ブルガリス」

はじめに

 最近のビオトープが常緑樹ばかりになってしまっていること・・・。申し訳ありません(´;ω;`)。

現在 常緑樹にはまっています”結の家 こうちゃん”です (^^)/。

ここ最近のInstagramのコメントやりとりの中で気づいたのですが、ニュージーランド原産の植物は、ここ”鹿児島市”の室内ビオトープに適しているかもしれないこと・・・。

いえ、もしかしたらかもしれませんが、間違っていないかもしれません。ロフォミルタス属の植物が良い例です。順調に生育しています。勿論他の植物も元気ですが、一つ失敗した植物がありました・・・。

それはピットスポラムです。先般紹介したピットスポラムですが、なぜだか、いつも通りの方法で、ビオトープへ導入し2週間経過して順調だったにもかかわらず、4週間後あたりから葉が枯れ始めてきました。

それから歯止めが利かなくなり、とうとう樹全体の葉に症状が出てしまいました。かなりショックでしたが、鉢からピットスポラムを抜いて見ると、根腐れを起こしていました。

水質が合わなかったのか・・・水温が合わなかったのか・・・耐寒性の強い植物だったにもかかわらず完敗です。

でもめげてはいられません。またリベンジします(*^^*)。失敗あっての成功が人生の喜びです。他の植物から新たな知識と経験を享受しながら、なぜ枯れてしまったのかを時間をかけて探求していきたいと思います(^^)/。

今回ビオトープへ導入した植物は、「カルーナ ブルガリス」です。

カルーナ ブルガリス

オーロラ黄ラメ新系統さん達が鉢の周りを優雅に泳いでいます。水温10度きっているはずですが、まだ活発です。

さてさて・・・「カルーナ ブルガリス」について紹介していきます。

学名:Calluna vulgaris

和名:ギョリュウモドキ

科名:ツツジ科

属名: ギョリュウモドキ属(カルーナ属)

原産地:北ヨーロッパ(北アフリカ、シベリアにも原生するようです)

1属1種の常緑低木

樹高:20~80㎝

開花期:主に6~9月(花色は白、ピンク、紫など)

耐寒性:強い(原産地を見ればなんとなく分かります)

耐暑性:やや弱い(夏場どうしましょうかしら・・・)

カルーナ”は”掃く”という意味らしく、この枝をそのまま箒として利用したことに由来するようです(>_<)。(今度、知らない人へ自慢しよう・・・)

ごらんのとおり確かにほうきに使えそうな枝葉です。 葉は鱗片状で、その間から花を咲かせ、枝全体が1つの花穂のように見えてくるらしいです。

まだ花は咲いていないので分からない現状ですが、 カルーナは花弁が小さく、その代わり萼が大きく色づいて花弁のように見えるのが特徴らしいです。

サルフレアと同様、葉が鱗片状なので、さわり心地が良いです(^-^)。もう少し近づいてみましょう。

このカルーナブルガリス、近づいてみた方が、鱗片状の葉の可愛らしさが良く分かるようです。眩しいくらいのグリーン色をしています。

今度は真上から見てみましょう。

ん~~、やっぱり箒に見えてしまいます。そしてよく埃をとってくれそうですね(‘ω’)。よく考えると、ツツジ科なんですよね!日本のツツジと比べると本当にコンパクトで可愛らしい植物です。

1000以上の園芸品種があるといわれ、花色や開花期の違い、樹形などのバラエティも豊富。また葉色も豊富で、特に冬期は赤や黄色に美しく色づくものが多くあるようです。確かに園芸店では、この他のカルーナ ブルガリスが沢山陳列してありましたが、十人十色といった感じでした。

こういうのは、やっぱり寄せ植えに向いていること間違いなし。小さな陶器の鉢でコニファーと一緒に寄せ植えすると、全体に協調しつつアクセントにもなりそうです。

寒冷地ではグランドカバーとしても利用されているようです。一面に張り巡らされたカルーナ ブルガリスのグランドカバーは、目が覚めるような色々で埋め尽くされるのでしょうね(/ω\)。

導入して2週間ですが、今の所はモサモサして元気そのものです。

おわりに

コンパクトなツツジですが、この目が覚めるようなグリーンがたまらないです。そしてさわり心地良し。

虫などが越冬するにはもってこいのベッドになりそうです。(実際、ビオトープへ導入してから、多足類の虫が出てきて水面に浮いてましたからね・・・・・( ;∀;)。マジでビビりましたよ・・・。)

ビオトープへ導入するのであれば、コンパクトな睡蓮鉢へ単体で設置するもよし、大きな睡蓮鉢へ寄せ植えして設置もするもよしと、活用方法が多岐にわたるツツジだと思いました。機会あれば、ぜひ園芸店でもご覧になってくださいませ。さわり心地もご確認ください(^-^)。

最後までご購読ありがとうございました!(^^)!