メダカ飼育(室内)「白姫幼魚」と「鬼ラメ幼魚」

はじめに

 2月中旬から本格的にリフォーム工事に入った中古物件の庭です。

イワツツジが満開に達しようとしています。このイワツツジが満開になる頃には、リフォーム工事を完了して、販売に至りたかったのですが、どうやら春の訪れの方が早いようです。

しっかりした建物で、課題も複数ありましたが何とか工事も中盤に差し掛かってきました。こうやって、何かしら壁があっても、必ずヒントが与えられ、何かと助かっていることは、ご縁の賜物だと思います。そしてご先祖様ありがとうございます(^-^)。

セメント瓦葺平屋建の延床面積約46坪に加え、車庫と小屋裏収納が約10坪もある今どき珍しい平屋建になります。

全体が「和風」となっており、畳も30畳あります。通常ならば、和室を洋室へと変更し、畳をなくし床フローリングにしてしまいそうですが・・・今回は止めました。

この「和」を活かしつつ「モダン」なインテリアとして変化させていき、建物の持ち味をフルに活用していくリフォーム工事を施工中です。

迅速かつ丁寧に仕上げていきたいところです(^-^)。そして色々な方々に内覧していただきたいと思っています。

さてさて、今回は「白姫針子」や「鬼ラメ幼魚」の成長に係る経過報告になります。品種ごとに飼育方法の”気づき”や”繊細さ”が問われますが、この2品種はとにかく生存性が強いです。そしてまだまだ増加中です(; ・`д・´)

また、どこかで飼育場所に困ることになりそうですね・・・。もう考えたくないので・・・( ;∀;)、

その途中経過をご覧くださいませ(>_<)。

白姫幼魚

この白姫たちは、「星田めだか」さん直系になります。白姫の幼魚は早い段階で選別をしています。まだ生後2か月未満の個体が大多数ですが、体色・体型とブラックリム次いでヒカリの要素が大事だと思いますが、やはりブラックリムの拡大面積に目がいきます。

白姫は早い段階でブラックリムの拡大可能性が分かるので、選別がしやすいです。そして中々強く元気の良い品種なので、飼育しやすいと思います。

種親に関して言えば、昨年(2019年)の11月からずっと継続して産卵してくれています。たまに産卵を休止しますが、それは当たり前の生理現象。再び産卵し始めてくれます。そして元気です(^-^)。

針子からの幼魚までの生存率も高く、環境さえ整えてあげれば、やや過密な状況が短期間あっても★になりませんでした。長期間は、やっぱりまずいです。

でも、この時期の三寒四温は要注意です。水温差だけはどうにもならないので天気予報の最高気温や最低気温、気圧変化は要チェックだと思います。個体間競争で弱ってしまっている個体は要注意です(それはどの品種でも一緒ですね)。

生後2か月未満でも、しっかりとブラックリムの可能性を見せてくれる個体がいると嬉しくて仕方ありません。

生育とともに体色の濃淡が浮き彫りになり、ブラックリムが拡大していく様は、メダカ好き男性には

渋いっ!!( `ー´)ノ

と唸ること間違いなしです。

もうすでに種親候補F1は選びました。選びやすかった・・・と言っていいぐらい種親候補はもっともっとブラックリムが濃い個体です。体型も口廻りもしっかりしていて、迷うことがありませんでした。そして、白とブラックリムのコントラストが最高に映えている種親候補F1達です。またいつか写真で紹介したいと思います(^-^)。

はぁ~(*´▽`*)・・・この水墨画みたいなメダカ。ずっと見ていられます。これからの生育と仕上がりが楽しみですね(^-^)。

鬼ラメ幼魚

こちらの鬼ラメたちは、「舞めだか」さんの直系になります。この鬼ラメ、前回記事で紹介しましたとおり 黒ラメ幹之×オーロラブラックラメ の交配をもとに累代が進められてきた品種です。針子のときから、ダーク色の睡蓮鉢や容器に入れると真っ黒または濃紺の保護色機能を発揮させます。

生後2か月未満から生後2か月以降の個体がウジャウジャいますが、白姫に負けず劣らず生存率高いです。そして金色のラメを中心とした多色ラメが緻密に尾部から入り始めます。まるで”漆黒の宇宙に銀河群を散りばめたような星空”とも言うべきか・・・(≧◇≦)。私ごとですが・・・超好みのめだか品種です。

驚くべきは、固定率の高さ。どの個体もびっしりとラメが発現してきています。体型と口廻りなど注意していけば、きっとギラギラ群泳が出来てしまう品種だと思います。まだ一度も選別したことはありませんが、選外にする個体の方が少ないかと思います。それぐらい良い個体が多いです。

間引きを兼ねて選別するような感じになるかと思います。一眼レフのマクロレンズがあれば・・・( ;∀;)。きっと良い写真が沢山撮影できるんですけどね。早く買いたいっす(*´▽`*)。

フォーカスされていない個体でも、ギラギラに光っているのが分かります。様々なめだか品種がいますが、どのプロブリーダーの方々も凄いですね!粘りに粘って継続して累代を重ね、ついに思い描いた新メダカ品種を作出していくのですから( `ー´)ノ。私も自分のオリジナル品種を諦めずに継続して累代していきたいと思います。

白姫もそうですが、鬼ラメも上見に限らず横見も美しい品種です。それぞれ見ごたえポイントは異なりますが、どちらも「これがメダカなのか!?」と思えるぐらい綺麗 かつ 面白い と言える品種だと思います。

どちらもまだまだ生後月齢が浅いですが、これからの仕上がりが春爛漫とともに来るので、かなり楽しみですね(^-^)。

おわりに

ここ鹿児島県は南国と言えど、まだまだ寒暖差が大きい地方です。屋外飼育のジャンボタライにいたメダカは加温機(ヒーター)が入っていても★になるメダカ幼魚がいました。まだまだ気が緩めない状況です。

一方でこうやって針子や幼魚たちがワサワサと増えてきていますので、楽しみが益々膨らむ状況でもあります。

ある方がおっしゃっていました。

「ある日・・・見たこともない凄い個体に出会えるのはその人の ””にかかっています」

掛け合わせでもないのに、その品種を逸脱した変わり種に出会うことも言っているのだと思います。それは、諦めないで続ければこその””ですね(^-^)。

何事も「継続は力なり」と言います。私もビオトープを楽しみながら、この2020年もメダカ飼育を継続して良い年にしたいと思っています。

最後までご購読ありがとうございました!(^^)!